睡眠中私たちの身体の中では「消化活動・疲労回復」が行われます。この活動はどれも快眠と関係があります。

まず、消化活動について。眠りの質を改善するためには、就寝する３～４時間前には食事を終えて、消化活動がある程度終わった段階で眠ることが大切です。

逆に就寝１～２時間前の食事だと、睡眠中に消化器官が働いている状態になるので、それでは深い眠りを得られません。

次に疲労回復作用ですが、回復を図るには、血液中のアミノ酸濃度を高い状態で長時間保つことが必要になります。そのために必要な栄養素が、カゼインです。カゼインは、牛乳やヨーグルトなどに多く含まれるたんぱく質です。特にギリシャヨーグルトや水切りヨーグルトのように凝縮したものはタンパク質が２倍にアップして、カゼインを効率よく摂取することができます。

しっかり寝ているのに倦怠感が取れない人は、食事の時間帯を整えること、アレルギーがなければ就寝前の１杯のヨーグルトを食べる。手軽に出来ることから実践してみるといいでしょう。

 引用

管理栄養士　　鈴木いづみ先生との対談にて

就寝１時間前に、ギリシャヨーグルトや水切りヨーグルトを食べると、新陳代謝を高め快適な睡眠へとつながります。